マックまで原型を留めない程改造してしまった経緯


PowerMac G3 DT266って?

PowerPC G3プロセッサ初の搭載機にして最後の横置き筐体。
ZIPドライブを内蔵し、CPUクロック周波数、
バックサイドキャッシュバスクロック周波数
ともに一段とパワーアップした上級機。
当時のマック使いの憧れだったモデル。

数年前、 当時使っていたマックの故障を機に購入したのが

「PowerMac G3 DT266」

30数万円だった。かなり思い切って購入しました。
後にも先にも「メーカー製」のパソコンは初めての購入でした。
当時としてはCPU266MHzはかなり速い部類で、
購入当初はかなり重宝して使っていました。
次第にCPUのスピードにも不満を感じだし、まずは
CPUを高クロックの物に交換、HDも4Gだったので
もっと容量のある物に・・・グラフィックボードも・・・
と、だんだん改造の虫が騒ぎ出しました。
しかし、そこで2つの大きな問題にぶち当たりました。

1つ目の問題

当時マック用として出回っていたアフターパーツは
WIN用と同じ物(メーカー・見た目とも)でも価格が高く、
更に、マック用のパーツが売っている店が近辺には無かった事。

2つ目の問題

「マック純正のボディーだと、HDの追加すらままならない」事
そう。純正の筐体(ボディ)では、HDを追加するスペースすら無く、
それ以上何かを追加したいと思っても、どうすることもできなかったのです。
そこで閃いた

「マックの中身をそっくり自作用のケースに移植すれば、スペースの問題はクリアできる!」

そこからネットで調べまくりました。
当時は自作パソコンはまだまだ素人には手が出しにくかった時代。
更にWIN用ケースへマックの中身移植という大胆な発想に思ったように情報が手に入らなかった
のですが、これまた偶然、同じ機種で同じことを考え同じ事をしている人のHPを発見!
よく調べてみると、自分の使っているマックのマザーボードは ゴッサマー(Gossamar)と言うのですが、 このゴサママザーはATXマザーと互換が有り、ATX電源でも動くそうな
思考と現実の一致に、嬉しさの余り軽い目眩を覚えながらパーツを揃え、とにもかくに
も組み立ててみました。
もちろん、マックのマザーとWIN機のマザーでは、取り付け穴や取り付け方も違います
のでドリルで穴を開けたり、切った貼ったとそれはそれは大変でしたが、苦労の末

「PowerMac G3 DT266 With ATX」

は完成しました。 スペック的には
  • CPU:PowerPC705 500MHz
  • Memory:WIN用SD-RAM 768MB
  • CD:社外製36倍速
  • CR-R:WIN用24倍速
  • グラフィックカード:ATI Rage-Orion64MB
  • HD:IBM DTLA 40GBx3台
というハイスペックマック(当時)に生まれ変わりました。 WIN全盛のこの時代、このマックで頑張ってきましたが、このDT266は

MacOS-Xがインストールできないというナイスな奴で、

OSのバージョンアップが出来なくなってしまった事に萎えてしまい
Linux をインストールして自宅サーバーへと降格していき、今では知り合い宅へ
お嫁に行ってしまい、サーバー機として余生を過ごしております・・・